「近衛家の国宝展」6月8日まで 九州国博

洗練された表現の酒井抱一の「四季花鳥図屏風」(1816年) 拡大

洗練された表現の酒井抱一の「四季花鳥図屏風」(1816年)

■音声ガイドで作品紹介 檀ふみさんが嘆賞
 
 近衛家に伝わる名品を集めた特別展「近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」が6月8日まで、福岡県太宰府市石坂の九州国立博物館で開かれている。

 近衛家は藤原氏直系で、天皇を補佐する摂関家の筆頭として権勢を誇った。会場では同家の文化財を管理する陽明文庫(京都市)所蔵の藤原道長の日記「御堂関白記」(10~11世紀、国宝、世界記憶遺産)など114件を展示している。

 同展の音声ガイド(貸出料500円)の案内役は女優の檀ふみさん。深みのある柔らかい声で作品世界を紹介し、好評だ。

 日本文化に造詣が深い檀さんが「御堂関白記」とともに推薦する作品は、酒井抱一の「四季花鳥図屏風(びょうぶ)」(1816年)。その洗練された表現に檀さんは「みやびやかな香気がふんぷんと漂ってくる。どういう経緯で近衛家のお宝となったかは不明というが、その美しさ、気品の高さ。時をさかのぼって道長に見せてみたい」と嘆賞する。

 観覧料は一般1500円、高校・大学生千円、小・中学生600円。月曜休館。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2014/05/29付 西日本新聞朝刊=

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