長崎・雲仙大火砕流から23年 犠牲者思い遺族ら黙とう

雲仙・普賢岳の大火砕流で、報道関係者が犠牲になった場所で手を合わせる遺族ら=3日午後、長崎県島原市 拡大

雲仙・普賢岳の大火砕流で、報道関係者が犠牲になった場所で手を合わせる遺族ら=3日午後、長崎県島原市

 長崎県の雲仙・普賢岳で1991年、消防団員や報道関係者ら43人が犠牲になった大火砕流から23年を迎えた3日、現場となった同県島原市で発生時刻の午後4時8分にサイレンが鳴らされ、遺族や市民が黙とうした。夜には鎮魂のため、キャンドル約千本に灯がともされた。

 被災した消防団員の詰め所、北上木場農業研修所跡地には遺族ら約50人が集まり、線香を上げ、花やビールを供えた。

 消防団員だった大町安男さん=当時(37)=を火砕流で亡くした三男の真樹さん(26)は、消防士になった。「人の役に立ちたかった。責任感が強かった父の存在があったからかもしれない」と話した。

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