参院選、注目区で与野党舌戦

 参院選2日目を迎えた23日、与野党の党首や幹部が注目区を中心に各地で舌戦を繰り広げた。自民党の世耕弘成参院幹事長は千葉県松戸市で街頭演説し、政治の安定の必要性を強調した。立憲民主党の泉健太代表は長野県中川村で、物価高や円安を放置していると対策強化を唱えた。千葉選挙区は14人の候補が乱立し混戦模様。長野選挙区は野党候補が前回と前々回に勝利し、自民候補が巻き返しを期す。

 世耕氏は、ウクライナ危機や世界的な物価高を念頭に「他の政党では日本の難局を乗り切れない。自民、公明両党の政権に、政治を安定させる力を与えていただきたい」とアピールした。

 泉氏は「岸田文雄首相も日銀の黒田東彦総裁も物価高対策が非常に遅い」と批判し、消費税減税の実現を主張した。長野選挙区に関し「皆さまの力を結集し、何とか議席を守り抜いていきたい」と訴えた。

 岸田首相(自民党総裁)は沖縄県を訪問し、糸満市で開かれる沖縄全戦没者追悼式に出席した。同日中に愛媛県に移動し、夕方には松山市の中心部でマイクを持つ。

 公明党の山口那津男代表は兵庫県尼崎市入り。計7選挙区に擁立した公認候補7人の全員当選を目指し「屈指の激戦区兵庫で勝たせてください」と声を上げた。

 全国政党化を目標とする日本維新の会の藤田文武幹事長は、熊本市内で比例代表に擁立した元陸上選手の女性候補と走りながら支援を呼びかけた。終了後「自民党の1強体制が続くのは良くない。立民や共産党は選択肢にならない」と記者団に語った。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は宮崎市で演説し「給料が下がり続けている。家計を助ける」と述べ、10万円のインフレ手当支給を提唱した。

 共産、れいわ新選組、社民党、NHK党もそれぞれ支持拡大を目指す。

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