物価高で世界の7千万人が貧困に

 【ニューヨーク共同】国連開発計画(UNDP)は7日、世界的な物価高騰で1日3・2ドル(約430円)未満で暮らす貧困層が約7150万人増えたと推計する報告書を発表した。UNDPのアヒム・シュタイナー総裁はウクライナ危機に触れ「新型コロナウイルスよりも劇的に速く貧困率に影響を与えている」と強調し、国際社会の支援を要請した。

 報告書は159カ国でこれまでの基準で推測した各世帯の所得から、昨年10月末から今年4月末までの物価の値上げ分を差し引いて分析した。日本や米国など先進国への影響は少なかったが、旧ソ連地域やアフリカの発展途上国が打撃を受けたという。

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