九州で大雨、1人死亡 鹿児島・さつま町で猛烈な雨

土砂や倒木とともに車庫から近くの民家(右)まで流された軽乗用車=7日午前5時25分、熊本県苓北町都呂々 拡大

土砂や倒木とともに車庫から近くの民家(右)まで流された軽乗用車=7日午前5時25分、熊本県苓北町都呂々

福岡市でも地面をたたきつけるほどの激しい雨が断続的に降った=7日午前9時12分

 梅雨前線の影響で、九州地方は6日から7日にかけて大雨に見舞われた。鹿児島県さつま町では6日、1時間雨量で88.5ミリの猛烈な雨を記録。7日も熊本県天草市牛深で同じく74.5ミリを観測した。熊本県山都町では男性1人が用水路で死亡。各地で土砂災害が発生し、住民避難も相次いだ。一方、大型で非常に強い台風8号は、勢力を強めながら九州に近づいており、8日には猛烈な台風になって沖縄に接近する恐れがある。

 福岡管区気象台によると、前線が対馬海峡付近に停滞し、発達した積乱雲が次々に流れ込んだ。台風8号の影響もあり、大気が非常に不安定になった。7日夕にかけて局地的に大雨が続くとみられ、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼び掛けている。

 7日午前10時までの総降水量は、熊本県天草市牛深371.5ミリ▽長崎県島原市263.0ミリ▽鹿児島県さつま町254.5ミリ▽佐賀県嬉野市152.5ミリ▽大分県日田市138.5ミリ▽福岡県糸島市134.0ミリ▽同県久留米市128.5ミリ▽福岡市118.5ミリ-など。

 台風8号は沖縄に接近後、進路を東寄りに変えて九州方向に向かうとみられる。台風8号は7日午前9時現在、沖縄の南海上を時速20キロで北西に進んだ。中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。半径200キロ以内が風速25メートル以上の暴風域になっている。


=2014/07/07付 西日本新聞夕刊=

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