西日本政経懇話会

防災の心得が命を救う/危機管理専門家、国崎氏講演/政経懇話会

43fa3f1b9093e76418be03c992e0c7e697760b1c.jpg 西日本政経懇話会4月例会が16日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキで開かれ、危機管理教育研究所(東京)代表の国崎信江氏が「命を救う、身近な防災の心得~熊本地震、九州豪雨からの教訓」と題して講演した。講演要旨は次の通り。 (中川次郎)

 熊本地震から2年。飯塚市の地震被害想定では、マグニチュード(M)7・3で最大震度6強の地震が発生した場合、死者は108人とされる。震度7に2度見舞われた熊本地震での直接死は50人。飯塚では、熊本地震よりも大きな被害になるかもしれない。緊張感を持って、対策を進めてほしい。

 建物の耐震性が注目されるが、天井や窓ガラスなど非構造部材の被害が大きいと、避難所や職場が機能を失う。非構造部材の耐震化も考える必要がある。

 九州豪雨の被災地・朝倉は復興の道半ば。どこにいても、豪雨の可能性がある。防災無線が届かない状況も考えられ、自分の命は自分で守らないといけない。日頃の備えや、危険を感じたら、まず動くことが重要。スマートフォンを利用して防災、減災に関するアプリを入れることも有効だ。

2018年4月17日

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