西日本政経懇話会

憲法守るのは「私たち国民」/西日本政懇、青井氏が講演_筑豊

 西日本政経懇話会5月例会が21日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキで開かれ、学習院大法科大学院教授の青井未帆氏3ba6a3d995f264cbc36278bf3169295060600960.jpgが「憲法を守るのは誰か」と題して講演した。講演要旨は次の通り。 (中川次郎)

 昨年から森友、加計学園問題や公文書改ざんなどが明らかとなり、今の政権は「底が抜けている」ほど悪いと言える。このような状況でも、支持率は高い状態でとどまっている。憲法改正について、十分な議論がされず、国民の心構えもできていない中で、改正は十分あり得る。大きく影響を受ける次世代のためにも、私たちの責務として憲法について考えていかなければならない。

 憲法9条に自衛隊を書き込む意味は、自衛隊が普通の行政機関ではなく、特別扱いの根拠とすることだ。統治の在り方を変えることを意味するので、自衛隊に具体的にどのような権限を与え、どう変わるかを議論しなければならないのに、見取り図は示されていない。これでは判断できない。

 最終的に憲法改正のための国民投票を権限として委ねられているのは、国民だ。どんな国家にするのかは、政治が選ぶのではなく、私たちの選択であることを強調したい。

2018年5月22日

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