西日本政経懇話会

北九州 465回 「金正恩氏は知日派」 辺真一氏が講演

pyonjinniru_2012006_kitakyu.JPG 西日本政経懇話会の6月例会が12日、小倉北区ステーションホテル小倉であり、コリア・レポートの辺真一(ピョンジンイル)編集長(65)が「どうなる金正恩体制 どうなる日朝関係」と題して講演した。要旨は次の通り。
 北朝鮮の新指導者・金正恩(キムジョンウン)氏への日本国内の期待は低い。ただ、金正恩氏は来日経験があり、日本語の読み書きもできる知日派とみられる。北朝鮮は日本を将来的な外交のパートナーと捉えている。大国の中国とでは従属関係にされ、韓国とでは吸収合併もありうる。日本ならば対等な関係を持てるという考えだ。
 だが、日朝間には懸案の拉致問題がある。日朝関係が悪化している間、中国は豊富な地下資源が眠る北朝鮮の鉱山を格安で買うなど漁夫の利を得ている。日本は総力を挙げて拉致問題解決に取り組まなければならない。
 キーパーソンは金正恩氏の後見人である張成沢(チャンソンテク)氏と金慶喜(キムギョンヒ)氏。2人は経済の責任者でもある。北朝鮮は今後、経済再建のために外国資本を入れるようになる。その際、どちらか1人を日本に招き直接働き掛けることで、日朝関係改善が期待できる。 (華山哲幸)

=2012/06/13 西日本新聞=

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