西日本政経懇話会

第524回北九州例会「従来型と新型、二つのうつ」/産業医大の浜口教授が講演/

05d9ae3588ce139ad8f8d8d525d6057b7b83e7c8.jpg西日本政経懇話会の10月例会が31日、小倉北区のホテルであり、産業医科大産業衛生教授の浜口伝博(つたひろ)氏が「いまどきのメンタルヘルスとその対応」と題して講演した

 うつ病には「従来型」と「新型」の2種類ある。従来型は自律神経が乱れ、脳内の血液循環が悪化している状態。最近の研究で睡眠と密接に関連していることが分かっており、回復には睡眠時間の確保が重要だ。

 一方、新型は気分障害など症状は従来型と同じだが、「楽しいことがあると一時的に良くなる」点が異なる。若者に増えており、仕事のときだけうつになる。好きなことはできるのが特徴だ。

 職場で新型うつに対処するには、会社内に人を育てる制度や文化、声掛けが必要だ。事業者が「メンタルヘルスに取り組む」と宣言すれば効果が大きい。 (内田完爾)

2017年11月1日

これまでの記事一覧