西日本政経懇話会

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貿易戦争長期化も 吉崎達彦氏が講演 e1cd0916f23ebd48b2dcd0180a3e009b1ca054e2.jpg

小倉北区で西日本政懇

 西日本政経懇話会の9月例会が5日、小倉北区のホテルであり、双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦氏が「貿易戦争時代の日本経済」と題して講演した。要旨は次の通り。

 今、トランプ大統領主導の下で起きている米中両国の制裁関税の応酬は「戦争」というのが大げさな表現ではない金額だ。

 貿易戦争はトランプ氏の支持率対策という側面もあるが、安全保障も含めた中国台頭への警戒は米国全体で根深い。対立は、11月にある米中間選挙後に終わるような短期的な話ではない。

 日本にとって重要なのは、自由貿易の継続と「人の移動」だ。インバウンドが日本経済の大きな助けになっている。世界経済の底上げで、世界的なツーリズムのブームが起きていることによる。維持にはアウトバウンドこそ重要で、行き来がないと頭打ちになる時代が来る。 (内田完爾)

2018年9月6日

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