西日本政経懇話会

大牟田502回 拉致問題「首相が直談判を」/ジャーナリスト辺真一氏語る

辺真一西日本政経懇話会の10月例会が22日、大牟田市であり、朝鮮半島専門誌「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が「朝鮮情勢と拉致問題」を演題に講演した。要旨は次の通り。

 北朝鮮は昨年、日本人拉致被害者の再調査を約束したが、1年たっても結果が出ていない。日本国内には「経済制裁を元に戻せ」との声がある。私は北朝鮮が再調査を遅らせているのではなく、むしろ日本が受け取ろうとしないのが正直なところだと思う。

 北朝鮮は早く調査を終わらせ、日本に制裁を解除してほしいと考えているはずだ。日本は結果が芳しくない感触を得ているため、「もらったら終わり」と考えているのではないか。

 政府は科学的、客観的な証拠を求めている。だが拉致から35年以上が経過しており、肉親ですら見ただけでは分からず立証は難しい。政権は難しい判断を迫られている。安倍晋三首相は金正恩北朝鮮第1書記と直談判し、拉致問題を解決し、日本の平和と安全を守る道筋をつけてほしい。

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