西日本政経懇話会

大牟田505回 「漫画で情報発信を」 生越由美さんが講演

eb52cad4e763384d791f784fcb208f4549339e84.jpg 西日本政経懇話会1月例会が22日、大牟田市であり、東京理科大専門職大学院教授の生越(おごせ)由美さんが「世界遺産とブランド&観光戦略」の演題で講演した=写真。要旨は次の通り。
 三池炭鉱関連施設が昨年登録された世界文化遺産。観光客が増えても一過性に終わるところがある。島根県の石見銀山は登録翌年、約80万人だったが今や半減している。逆に観光地になるところもある。差は人の心にアピールするかどうか。大牟田市民が何を、誰に伝えたいか考えてほしい。
 大牟田の石炭産業科学館などを回り、地下400㍍を体験できた。世界遺産を結ぶ無料シャトルバスのチラシも見たが他都市にないほど充実している。ただ、外国人の目で見れば分からない。多言語による説明はこれからの課題だろう。
 食事、特産品など地域の固有性を活用したい。例えば漫画家を多く生んでいる大牟田らしく漫画、絵本などを活用し情報発信するのもいい。一足飛びに観光地にはできない。住民が話し合いを継続し、ブランド形成してほしい。 (永野稔一)

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