西日本政経懇話会

大牟田507回 国内の石炭に注目/岩本沙弓氏が講演

34678955a30e3213f958e1abb42a90967cfbff14.jpg 西日本政経懇話会の3月例会が29日、大牟田市であり、大阪経済大客員教授の岩本沙弓さんが「日本経済の展望と地方創生」をテーマに講演した。要旨は次の通り。

 アベノミクスの結果、個人所得や賃金は上がらず、企業業績も一部を除き上がってない。実体経済が良くないのに、株価は上昇している。GDPは5月もマイナスなら2期連続となり、注目される。

 大牟田といえば石炭。昔のエネルギーのイメージを持つ人が多いが現在、国内電源の30%を占める。ほぼ海外からの輸入だが、その100年分以上の埋蔵量が日本国内にある。

 北海道・釧路の炭鉱を見学したが、300人ほどが掘っている。中国、ベトナムからの研修生は保安技術を学び、国際貢献にもつながる。炭鉱を過去の遺産ではなく、現役で使う方策を工夫したい。技術革新は進んでおり、可能性はあると思う。 (永野稔一)

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