西日本政経懇話会

大牟田509回 「ダブル選の可能性大」/政治評論家有馬氏が講演

455ee76ae384bbc171f472684e6bf75724616e18.jpg 西日本政経懇話会5月例会が大牟田市であり、政治評論家の有馬晴海氏=写真=が「参院選の行方と安倍内閣の課題」の演題で講演した。要旨は次の通り。

 再登板した安倍政権は農業や医療改革などの成長戦略に力を注ぐ。GDPを現在の500兆円規模から600兆円に増やす目標を掲げたが、具体策は出てこない。人口が減る中で、実現は難しいと思っている。

 7月には参院選がある。熊本地震があり、自民議員の不祥事も相次いでおり、衆参のダブル選は見送りという声を聞く。だが、私は違う見方をしている。

 安倍晋三首相は、自主憲法制定を目指した祖父岸信介元首相の回顧録が愛読書。年金受給者への3万円配布を急いだり、給付型の奨学金を検討したりしている。首相に近い議員への取材と合わせると、憲法改正のチャンスとみて政治生命を懸けて勝負しそう。政治状況が急変することもあるが、現時点ではダブル選の可能性が大きいと思っている。 (永野稔一)

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