西日本政経懇話会

大牟田514回 「社会保障改革早急に」/富士通総研の早川英男氏が講演

mQ8RZZBCT.jpg 西日本政経懇話会の11月例会が21日、大牟田市内であり、富士通総研経済研究所エグゼクティブ・フェローの早川英男氏が「アベノミクスと日本経済の行方」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。

 日銀は「異次元緩和」の行き詰まりから、マイナス金利政策を導入したが、それも限界が近づき、9月に金融緩和の「総括的な検証」を行い、政策の軸足を量から金利に移した。

 2度にわたる消費増税延期のたびに、安倍首相は「2020年度の基礎的財政収支の黒字化方針堅持」を約束したが、楽観的な成長頼みの計画。非現実的な成長率に基づいており、あり得ない。

 20年代半ばには、団塊の世代が後期高齢者以上の年齢になり、医療や介護費用が増大する。早急に社会保障改革を進めることが必要だ。消費税10%どころでは、(財源が)足りなくなるだろう。 (古川泉)

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