西日本政経懇話会

「民間のアイデアが鍵」_人口減社会での地域活性化_日本総研・藤波氏講演_西日本政経懇話会・大牟田

 西日本政経懇話会9月例会「大牟田」が21日、大牟田市のホテルニューガイアであり、日本総合研究所上席主任研究員の藤波c0dfd42299c7b310cb4265deddd3ab4937e7eba9.jpg匠氏が「人口減が地方を強くする-人口減を前提とした地域活性化」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。

 戦後の人口動態を分析すると、地方に仕事があれば転入が増えている。働く人の所得を上げなければ人は増えないということだ。しかし地方に仕事をつくるのは時間がかかるので、行政は移住支援に重点を置く。それが持続的な対策になるかといえば難しい。

 人口減の中で、移住促進策は若者の奪い合いの面もある。求められるのは、地域に今居住する若者への配慮と、産業政策で他との「差異」をいかに生み出すかだ。例えば地域の足の確保といった住民ニーズに応えるサービスを産業として成長させるかが鍵になる。民間の力が重要で、各企業が得意分野でアイデアを出し、もうけを生んで雇用を創出し、所得向上を図ることが、地方の発展につながっていく。 (吉田賢治)

2018年9月22日

これまでの記事一覧