西日本政経懇話会

北九州 419回 市民の力をまちづくりに 北橋市長

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 西日本政経懇話会の四月例会が十四日、小倉北区の九州厚生年金会館であり、西日本新聞創刊百三十一周年記念で招いた北橋健治北九州市長が「新しい北九州市のまちづくり」の演題で講演した。要旨は次の通り。

 現在、十年先を見据えたビジョン(基本構想)を策定中だ。その中で関係各局に分析を指示しているのが、市内の高卒の四割、大卒の八割が市外に就職している現実をどう見るかということ。手塩にかけた子どもたちの多くが市外に去るという問題の解明なくして、市の発展はない。企業誘致、雇用開発が市にとって重要な政策課題だ。

 私は市民との協働を掲げている。市民のニーズは多様化しているが、限られた財源の中で優先順位をつけ、納得づくでまちづくりを進めたいからだ。そのために予算編成過程を公開。タウンミーティングも十回以上開く。市民と行政が話し合うことで市の現状は分かるし、まちづくりの方向性は集約される。市民の力を信じている。

=2008/04/15 西日本新聞=

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