西日本政経懇話会

北九州 427回 一橋大橘川教授が地域経済再生で講演

kikkawatakeo.JPG 西日本政経懇話会の1月例会が22日、小倉北区の九州厚生年金会館で開かれ、一橋大大学院の橘川武郎教授が「地域からの経済再生と雇用創出」と題して講演した。橘川教授は、景気低迷からの脱却に向け「地域で製造業とサービス業を結合することで、雇用の増加につながる」と述べた。要旨は次の通り。

 世界同時不況に陥る中で、全国の各地域で取り組んでいる活性化策を他の地域でも展開することで、回復への呼び水となる。産業が集積している地域は、国際的な競争力もある。例えば滋賀県は、製造業の比率が全国一で、ビジネスを支援するサービス業も成長し、雇用人数が増えている。
 外部から観光客を呼び込むことも重要だ。それには、まちづくりの中心人物が必要になる。

 北九州市は、製造業、サービス業ともに統計上は全国レベルを下回っているが、今後、新興国を中心に世界経済の回復が見込まれるため、アジアに近い地の利を生かせるはずだ。

=2009/1/23西日本新聞=

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