西日本政経懇話会

久留米 429回 温暖化防止に英知を 環境研・江守氏

emoriseita_02.JPG 西日本政経懇話会久留米の2月例会が10日、久留米市?原町の萃香園ホテルであり、国立環境研究所温暖化リスク評価研究室長の江守正多氏が「地球温暖化の現状と将来予測」と題して講演。地球温暖化について「すでに進んでおり、将来は人類の生存基盤を揺るがす。温室効果ガスをほとんど出さないため、法整備など最終的には世の中の仕組みも変えなければならない」と話した。講演要旨は次の通り。

 温室効果ガス濃度と地球平均気温、海面水位は20世紀に急激に上昇。特に20世紀半ば以降の世界平均気温の上昇は、人為的起源の温室効果ガス増加による可能性が非常に高い。近年の異常気象と地球温暖化の因果関係は、個々のケースでどう影響しているかは分からない。

 温室効果ガスの大幅削減は可能だと思う。そのために、必要なだけエネルギーを使う「心」と、省エネや自然エネルギー技術を発展させる「技」、制度やインフラを整備する社会システム構築の「体」。この心技体をそろえる必要がある。
 
=2009/2/21西日本新聞=

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