西日本政経懇話会

久留米 426回 「解散は4、5月ごろか」田崎解説委員長

tazakisirou_01.JPG 西日本政経懇話会の久留米11月例会が20日、久留米市櫛原町の萃香園ホテルであり、時事通信社解説委員長の田崎史郎氏が「麻生政権の行方と総選挙」と題して講演した。要旨は以下の通り。

 衆議院解散が先送りされた理由は二つある。一つは自民党が行った調査結果だ。自民党が勝つかも知れないし、負けるかもしれないという情勢報告で、ギャンブルはやめたのだった。

 もう一つは経済金融情勢の悪化だ。それでも公明党からの強い要望で、首相は11月30日の投開票を考えたようだが、各種調査で自民党支持層の多くが「春以降の解散が望ましい」とし、逆に民主党支持層の多くが「すぐに解散」と主張していたことで先送りした。

 現政権の弱点は官房長官と党幹事長にある。リーダーシップがなく判断する力が弱い。

 総選挙は、定額給付の作業を終えた4月か5月ごろにチャンスが到来する。景気は今以上に悪化しているだろう。首相も諸外国を回り、金融危機への対処を各国首脳から求められ、期待されると解散したくないと考えるのかもしれない。この時期に解散できず、任期切れの9月まで全うすることになるかもしれない。

=2008/11/21 西日本新聞=

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