西日本政経懇話会

福岡 440回 「政界再編目指し国民運動」 渡辺元行革相

watanabeyoshimi_01.JPG 西日本政経懇話会の4月例会が13日、福岡市中央区天神の福岡国際ホールであり、渡辺喜美元行政改革担当相が「維新開国」と題して講演。渡辺氏は、政府・与党が決定した追加経済対策や官僚主導政治を厳しく批判する一方、政権交代を訴える民主党ともくみせず「真の政治主導を行うには政界再編しかない」と述べ、新たな政治の受け皿づくりを目指して直接国民に訴える「国民運動」を続けると強調した。

 渡辺氏は、経済対策のうち住宅取得を促すための贈与税の非課税枠の拡大を挙げ「インフレ時代の政策であり、極めてとんちんかんだ」と批判。15兆円規模の補正予算も、企業・家計の減税拡大に向けたり地方裁量に委ねたりすべきだと強調した。

 公務員制度改革では、官僚中心の政治システムの代表例として、内閣人事局長を官房副長官に兼務させる国家公務員法改正案や、閣議案件が事前に事務次官会議を通らないと掛けられない慣例を挙げ「法律にない鉄の規則」と指摘。官僚は国会議員への説明に時間を費やすのではなく、政策立案に力を注ぐべきだと持論を展開した。

=2009/04/14西日本新聞=

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