西日本政経懇話会

「参院選負ければ政界再編」/政懇40周年/民主党 渡部氏

watanabekouzou_03.JPG 西日本政経懇話会(会長・松尾新吾九州電力会長)の創立40周年記念の集いが15日、福岡市博多区のホテルで開かれ、民主党の渡部恒三元衆院副議長が「鳩山政権と政局の行方」と題して講演。「民主党が夏の参院選で負けた場合、間違いなく政界再編になる。最近は負ける可能性が高い気がする」と述べ、参院選への危機感を訴えた。

 渡部氏は「厳しい財政の中で(子ども手当などの)予算を編成したのは評価されて良い」とする一方、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」問題による鳩山内閣の支持率の低下を強調。自民党の支持率にも触れ「自民党の谷垣禎一総裁に期待する声はない。この国の政治はどうなるのか」などと述べた。

 鳩山政権が掲げる「コンクリートから人へ」の理念に関しては「年金や医療保険、介護を守るための特定財源が必要。消費税を福祉目的税にしなければ、明日の日本はない」と持論を展開した。

 渡部氏は講演終了後、取材に対し、自民党の鳩山邦夫衆院議員の離党届提出について「今、つぶれそうな自民党を飛び出すというのは自慢できる話ではない」と述べた。

 懇親パーティーでは、松尾会長が「懇話会が創立されて以来、延べ2213人の講師から貴重な話をいただいた。意義ある会を続けていきたい」とあいさつ。会員ら約400人が交流を深めた。
 
=2010/3/16西日本新聞=

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