西日本政経懇話会

大牟田 441回 「日米同盟、より重要に」元統幕議長の西元氏

nisimotrotetsuya_01.JPG 西日本政経懇話会大牟田地区の4月例会が21日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルで開かれ、元防衛庁統合幕僚会議議長の西元徹也氏が「日本をめぐる諸情勢と日本の安全保障」と題して講演。「北朝鮮や中国への対応として、日米同盟が冷戦時代より重要になっている」と語った。講演要旨は以下の通り。

 2回の核実験を行った北朝鮮が、新たな弾道ミサイルを開発中だ。最小限の対米抑止力の保持と現体制の維持が目的。一方、中国の国防費は公表額だけでも日本の1.55倍。実質はより膨らみ、何に使っているか、実態はつかめない。最近の中国海軍の活発な動きを見ると、台湾の独立阻止と対米抑止力の強化とみられる。

 では、日本の安全保障はどうすべきか。北朝鮮の体制が崩壊した場合に核やミサイルをどう処理し、大量の難民にどう対応するか。情報は米国に頼る部分が大半なので、在日米軍の役割が大きい。だから、米軍再編問題は重要で、普天間基地の移設問題は非常に難しい。
 
=2010/04/22西日本新聞=

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