西日本政経懇話会

北九州 442回 「消費税上げ 最後の手段」 経済ジャーナリスト大西氏

oonishiyoshio_02.JPG 西日本政経懇話会の5月例会が20日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、経済ジャーナリストの大西良雄氏が「どうなる これからの日本と世界経済」をテーマに講演した。要旨は次の通り。

 世界経済は2008年秋のリーマン・ショックから立ち直り、少しずつ良くなっている。ただ、中国の不動産バブルが崩壊し経済が失速すると、最も影響を受けるのは日本だろう。欧州ではギリシャが借金を返せなくなっている。日本もいつ破綻(はたん)してもおかしくない。

 今度、日本に本当の不況がきたら、手の打ちようがない。これだけ財政状況が悪いのに、大盤振る舞いは不可能だ。財政再建は急務で、アジアを見据えた新成長戦略は待ったなし。残された最後の手段は、消費税の引き上げといえる。
 
=2010/05/21西日本新聞=

これまでの記事一覧