西日本政経懇話会

福岡 453回 「参院選、与党過半数の割れも」 福岡白鷗大教授

fukuokamasayuki_03.JPG 西日本政経懇話会の6月例会が29日、福岡市中央区天神の福岡国際ホールであり、福岡政行白鷗大教授が講演。参院選は与党過半数割れの可能性が高く、選挙後、連立与党の組み替えが起こるとの見通しを示した。要旨は次の通り。

 参院選は「勝者なき選挙」という結果になるのではないか。民主、自民ともに獲得議席は46~48と予想する。今、報道各社は民主の獲得議席を52、53と読んでいるが、もう少し下がる雰囲気がある。理由の一つは消費税。かつて消費税を掲げて戦った政権政党は予想以上に負けている。

  来春は統一地方選。郡部の地方議員は保守系無所属と自民議員が圧倒的に多く、彼らが自分の選挙のために頑張る。これが農村部の多い1人区で自民に有利に働く。

 参院選後、「政治空白は許されない」と民主と公明が連立を組む可能性がある。みんなの党は連立政権入りしないだろう。一方で、民主、自民による「大連立」の芽も残る。昨夏は「政権交代の夏」だったが、今夏は「大混乱の夏」になるかもしれない。

=2010/06/30西日本新聞=

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