西日本政経懇話会

福岡 454回 「他社と連携で新事業」 中尾哲雄会長

nakaotetsuo_03.JPG 西日本政経懇話会の7月例会が22日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、情報システム会社ITホールディングス(東京)の中尾哲雄会長が講演。経営の一つのあり方として「個人の力に限界はあるが、他社と連携すれば新しい事業が生み出せる」などと語った。

 中尾氏は富山県魚津市出身。証券会社勤務を経て1964年、富山計算センター(現インテック)の設立に参画。富山を拠点に事業を全国に展開し、現在、子会社64社を傘下に持つITホールディングス会長を務める。

 講演で中尾氏は、91年にブラザー工業と共同で始めた通信カラオケ「ジョイサウンド」などの事例を挙げ「ゼロからの創造は難しくても、それぞれが持っている技術や得意分野を組み合わせた創造なら可能」と指摘。これまで手掛けた事業を振り返り「約8割は失敗で、その多くは景気がいいときに投資を決めていた。成功した2割は景気低迷時のもので、今のような苦境の時こそ事業の種をまくべきだ」と語った。

=2010/07/23西日本新聞=

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