西日本政経懇話会

北九州 445回 「小沢氏なお波乱要因」 共同通信の西川氏が講演

saikawatakasumi_02.JPG 西日本政経懇話会の9月例会が16日、小倉北区のステーションホテル小倉であった。共同通信社特別編集委員の西川(さいかわ)孝純氏が「ねじれ国会と民主党代表選」と題して講演した。
 要旨は次の通り。

 民主党代表選で菅直人首相の続投が決まった。首相は新人事の焦点である党幹事長に岡田克也外相を指名した。代表選で敗北した小沢一郎前幹事長はこの「反小沢」体制を許さず、何らかの揺さぶりに出るだろう。

 敗れたとはいえ国会議員票で菅氏に迫った小沢氏がまだしばらくは、日本の政治の波乱要因になる。検察審査会が10月中にも出す政治資金問題をめぐる2度目の議決により小沢氏が強制起訴されれば、同氏の政治生命を脅かし、ひいては日本政治の分水嶺(れい)にもなるだろう。分裂を含め民主党が今後どうなるかも、この問題にかかっているといっていい。どの道、首相は過半数に満たない参院ではいずれかの党と連携せざるを得ず、(過半数を制している)衆院との「ねじれ国会」の苦しみを味わうことになる。

 =2010/09/17/西日本新聞=

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