西日本政経懇話会

北九州 446回 「3男の手腕は未知数」 辺真一氏

pyonjinniru_02.JPG 西日本政経懇話会の10月例会が6日、小倉北区のステーションホテル小倉であった。コリア・レポート編集長の辺真一(ピョンジンイル)氏が「金正日(キムジョンイル)体制と北朝鮮の現状」と題して講演した。

 要旨は次の通り。
 9月の朝鮮労働党代表者会で、金正日総書記の後継者として三男の金正恩(キムジョンウン)氏(27)が表舞台に出てきた。

 正恩氏はどんな人間なのか。小さいころ日本語を習い、日本の漫画が好きで、実はおしのびで来日したことがあると伝えられている。ある程度日本を知っているという点では、日本にとっては期待できる。

 日朝間の最大の懸案は、日本人拉致問題だ。金総書記は父親金日成(キムイルソン)主席の時代から180度変わって拉致を認めた。正恩氏も大きく方針を変え、拉致被害者を日本に返して国交正常化するような手腕を発揮できるのか。

 総書記が長生きし、その間に正恩氏が権力基盤を固めれば、総書記の死後に独自性を出す可能性はある。しかし総書記が数年内に死去すれば、若い正恩氏では体制を維持できないだろう。


=2010/10/7西日本新聞=

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