西日本政経懇話会

北九州 447回 「”前向き”で脳に刺激を」 米山氏が講演

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 西日本政経懇話会の11月例会が17日、小倉北区のステーションホテル小倉で開かれ、医師で作家の米山公啓(よねやまきみひろ)氏が「脳を若く保って長生きする法」と題して講演した。要旨は次の通り。

 物事を忘れるというのは、進化の中で生まれた人間のメリットだ。脳は大事なことから順に記憶にとどめる基本設計になっており、物忘れをマイナスばかりにとらえる必要はない。

 脳は自分の好きなことをしているときが、最も効率的に働く。認知症を避けるにはストレスの種を前向き思考に変える必要がある。運動や適量の酒、睡眠のほか、旅や語学習得など新しい体験や勉強はぼけ防止につながると言われる。同じ書く作業なら、日記よりは、公開を前提としたブログの方が脳に刺激を与える。

 男性は特に定年退職後に喪失感を覚えがちだが、「老後も社会に役立っている」と思える環境をつくりたい。

=2010/11/18 西日本新聞=

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