西日本政経懇話会

北九州 448回 「政局こう着続く?」 岩井・日大教授が講演

iwai_kitakyu.JPG 西日本政経懇話会の12月例会が9日、小倉北区のステーションホテル小倉で開かれ、岩井奉信(ともあき)日大法学部教授(政治学)が「ねじれ国会と波乱含みの政局」と題して講演した。
 要旨は次の通り。

 菅直人政権の最大のつまずきは、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件だったと言っていい。民主党は思想的に右から左までの寄せ集め集団で、外交安保問題についての党内論議を避けてきた。基軸がないから外交政策は180度変わることがある。

 苦境に立つ菅政権は公明党などとの部分連合の締結を目指したが、その戦略は破綻した。社民党ともうまくいくとは考えにくい。そこで最近では、自民党との大連立構想が浮上しているが世論が許すのか。

 自民党も本音ベースでは、現段階では準備不足で解散総選挙を望んでいない。結局は、首相は辞任もせず解散する力量もなく、このままこう着状態が続く可能性がある。

=2010/12/10 西日本新聞=

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