西日本政経懇話会

福岡 458回 「来年3~6月に政権危機も」 元キャスター後藤氏

gotoukennji_02.JPG 西日本政経懇話会の12月例会が10日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、元ニュースキャスターで政治コラムニストの後藤謙次氏が講演。今後の政局について「菅直人政権は来年3~6月に行き詰まりをみせる」と述べ、民主、自民両党による「大連立」の可能性に言及した。要旨は次の通り。

 自民党は参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官らの更迭を要求しているが、菅首相に「仙谷切り」はできない。内閣改造をやらずに、小沢一郎元民主党代表を衆院政治倫理審査会に招致するなどして野党の一部を取り込みたい考えだ。

 ただ、来年度予算をめぐる「3月危機」を乗り切っても、6月の会期末には野党提出の内閣不信任案の審議で小沢グループが大量欠席し、可決する可能性もある。

 菅政権を退陣させて、大連立を含む政界再編をやろうという動きが与野党に出てくるかもしれないが、それは永田町主導では難しい。「前に進む政治をやってほしい」という国民世論が高まって初めて大連立などの次の局面が見えてくる。


=2010/12/11 西日本新聞=

これまでの記事一覧