西日本政経懇話会

大牟田 448回 「住みやすいまちに」 高松丸亀町商店街の熊専務理事

kumakimio_02.JPG 西日本政経懇話会大牟田地区の12月例会が17日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルで開かれ、香川県の高松丸亀町商店街振興組合専務理事の熊紀三夫氏が「再生への取り組み」と題して講演。「イベントありきではなく、人が住みやすいまちづくりを進めることが大事」と語った。講演要旨は以下の通り。

 中心商店街は郊外店の進出で衰退したのではない。原因は①地価の高騰に伴い、商店街の人が駐車料などの支払いが困難になり、人口が流出する生活環境の変化②大量生産、大量消費スタイルの流通の変化。商店街さえ復活すれば、まちが活性化するのは勘違い。

 丸亀町商店街は「年を取って住むなら丸亀町と言わせたい」と再開発を進めた。地権者と向き合い、まちづくり会社で一括管理し、年間売上高は約3倍、通行量も1.5倍に増えた。自治体も「コンパクトシティ」を掲げているが、どうまちを支える税収を確保するか、考えないといけない。高齢者や子どもを引き込み、まちに対する帰属意識を形成することも大事。大牟田市に来春、開業する大型ショッピングセンターに負けない魅力ある商店街を面で整備するのが生き残る道だと思う。
 

=2010/12/18 西日本新聞=

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