西日本政経懇話会

大牟田 449回 「地方が自立する国を」 橋本大二郎氏が講演

hasimotodaijirou_01.JPG 西日本政経懇話会大牟田地区の1月例会が21日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルで開かれ、前高知県知事で早稲田大学大学院客員教授の橋本大二郎氏が「未来のあるべき国と地方」と題して講演した。要旨は以下の通り。

 菅直人首相は明治維新、戦後の復興に続く、環太平洋連携協定(TPP)を「平成の開国」と位置付ける。しかし、グローバル化で世界市場はつながり、国際環境は変化しており、産業構造の整備や人材育成が整っていない。国内に残す産業と、国際分業が可能な分野を判断する必要がある。農業も付加価値を高める産業政策に転換していかざるを得ない。

 中央集権から地方に権限と財源を移し、地域が自立できる国をつくる。全国どこに行っても同じ道路と商店街の整備では、競争がなく、地域の個性は生まれない。国に残すことと、地方に任せることを振り分けて、「開国」に向け、国は国全体の戦略を考える。地方は国の縛りから解き放たれ、アイデアや工夫が生まれるきっかけになると思う。
 
=2010/01/22西日本新聞=

これまでの記事一覧