西日本政経懇話会

北九州 450回 「中国とどう向き合うか」 東大院教授・藤原氏が講演

hujiwarakiiti_02.JPG 西日本政経懇話会の2月例会が23日、小倉北区ステーションホテル小倉で開かれ、東京大大学院教授(国際政治学)の藤原帰一氏が「中国とどう向き合うか」と題して講演した。緊迫化する中東情勢についても「湾岸諸国の政治変換をどう支えるべきか、日本は今すぐに考えるべきだ」と指摘した。 要旨は次の通り。

 尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で日本が中国人船長を釈放した時、日本では中国に日本が屈服したように報道されたが、その見方は間違いだ。世界各国のメディアは、船長逮捕問題をめぐり、中国首脳が強硬な言葉で日本を批判したことに注目した。

 これは胡錦濤国家主席の「平和台頭路線」から転換しようとする習近平副主席体制への移行に対する各国の懸念の現れだ。中国の路線転換は日本だけでなく、中国にとっても破滅的な結果をもたらすものだと考える。われわれは中国の望ましくない路線転換に対して、指摘や助言を与えていくべきだ。
 

=2011/02/24西日本新聞=

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