西日本政経懇話会

福岡 463回 「首相は反原発側から意見を」佐高信氏

sataka_02.JPG 西日本政経懇話会の5月例会が10日、福岡市・天神の福岡国際ホールで開かれ、評論家の佐高信氏が講演した。東日本大震災への菅直人首相の対応について「原子力安全委員会を頼りにするのではなく、反原発側の専門家からも原発の問題点に関する意見を求めるべきだ」と述べた。

 佐高氏は視察した被災地の状況を「村なら誰が不明になったか分かるが、市町村合併で自治体が大きくなり、目が届かなくなった」と指摘。福島第1原発事故を起こした東京電力については「官僚の天下りを受け入れるなど、国に対して緊張感がない」と批判した。

 一方、日本の選挙制度にも触れ、「死に票が多く、風頼みの政治家しか当選できない小選挙区制が日本の政治を駄目にしている」とした上で、「小選挙区制は二大政党制を生み、(その結果として)民意が反映されていないのが実情だ」などと述べて、中選挙区制の復活が必要との認識を示した。

 
=2011/05/11 西日本新聞=

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