西日本政経懇話会

大牟田 453回 「菅政権退陣か長期政権か 6月の通常国会が焦点」歳川氏が講演

toshikawatakao_02.JPG 西日本政経懇話会大牟田地区の5月例会が18日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルであり、政治経済情報誌「インサイドライン」の編集長で、フリージャーナリストの歳川隆雄氏が「東日本大震災と菅政権のゆくえ」と題して講演した。要旨は次の通り。

 東日本大震災は日本の国の形を30年、50年先をにらんでどう描くかが問われる重要な局面。しかし、政府の「復興構想会議」の議論は理念に走りすぎており、日本の具体的な将来像に関する議論がなされていない。

 国民の中には菅直人首相が静岡県の浜岡原発の停止を決断したことを支持する声が目立つ。しかし、マスコミの世論調査を見ても、内閣支持率は微増にとどまり、政権を取り巻く環境は依然として厳しい。

 菅政権が退陣に追い込まれるのか、この国難を乗り越え長期政権の展望を切り開くのかは、6月の通常国会の終わり方にかかっている。震災からの本格復興を目指す二次補正予算案の動向や震災対策を一元的に行う「復興庁」の設置に関する重要法案にめどがつけられるのかが、政権の行方を占う試金石となる。
 

=2011/05/19 西日本新聞=

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