西日本政経懇話会

北九州 454回 「トレンド読む力必要 生き残る企業の条件」帝国データ江口氏

egutikazuki_02.JPG 西日本政経懇話会の5月例会が15日、小倉北区のステーションホテル小倉で開かれ、帝国データバンク福岡支店の江口一樹情報部長が「生き残る企業の条件」と題して講演した。要旨は以下の通り。

 全国の企業倒産は国の金融政策などの効果もあり、最近2年は減少傾向にあったが、東日本大震災で潮目が変わった。5月までに全国で約150社が震災の影響で倒産しており、今後は増加に転じるだろう。懸念が強いのは建設業。復興に伴い公共事業が東日本に重点が置かれるとみられているからだ。

 企業が生き残るには、経営者が計画をたてリーダーシップをとらなければいけない。特に日本人経営者に欠けているといわれるトレンドを読む力が必要。現場を見て回り、四六時中、事業について考えること。その時間をつくるため、自社の意思決定を任せられる社員を育てることも重要だ。

=2011/05/16 西日本新聞=

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