西日本政経懇話会

福岡 465回 「医療福祉の先進地に」 増田・元総務相講演

masudahiroya_03.JPG 西日本政経懇話会7月例会が26日、福岡市中央区の福岡国際ホールであり、岩手県知事や総務相を務めた増田寛也氏が「東日本大震災からの復興に向けて」と題して講演した。

 増田氏は地震と津波で壊滅的被害を受けた地域の再建について、過疎地医療や福祉を例に「九州にも応用できる課題解決の先進地にする必要がある」と強調した。

 増田氏は、国が取り組むべき復興事業の遅れを指摘。「地元が(復興計画を)まとめたらやってやる、という空気が政府全体にある」と対応のまずさを批判した。

 原子力発電所が立地する自治体と電力会社が結ぶ原子力安全協会の問題点にも言及。「自治体が同意すれば再稼働する協定の仕組みは本来の姿ではない。同意をすれば、事故があったときに自治体の責任にもある」と述べ、国が安全面の責任を負う仕組みにすべきだと主張した。

=2011/07/27 西日本新聞=

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