西日本政経懇話会

筑豊 457回 「最近の中東情勢語る」東京外大の酒井啓子教授が講演

sakaikeiko_05.JPG 西日本政経懇話会筑豊地区7月例会が22日、飯塚市川津のグランドベルズ飯塚であり、東京外国語大学の酒井啓子教授が「最近の中東情勢と日本」と題し、講演した。要旨は次の通り。

日本は石油の約8割を中東から輸入している。そのため、日本にとって中東は注視しておかねばならない地域だ。

 中東では今年初めから、立て続けに動乱が起きている。チュニジアとエジプトでは相次いで、民主化を求める市民デモが起こり、ともに長期政権が倒れた。この動きが北アフリカや中東の国々に波及した。いわゆる「アラブの春」だ。

 ただ、この2国以外では、政権が軍や治安警察を使って、反体制派を抑え込んでいる。国際社会も状況の見極めに苦慮している。国際政治の利害関係が絡めば、問題はさらにこじれる。今のところ、解決の目途がつかないというのが実情だ。

=2011/07/23 西日本新聞=

これまでの記事一覧