西日本政経懇話会

大牟田 457回 「不況時は”女心をつかめ”」 世代・トレンド評論家 牛窪恵氏が講演

ushikubomegumi_04.JPG 西日本政経懇話会の大牟田支部の10月例会が26日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルであり「おひとりさま消費」や「草食系男子の取扱説明書」の著書で知られる世代・トレンド評論家の牛窪恵さんが「新女性マーケットの消費トレンド」と題して講演した。要旨は次の通り。

 恋愛に強い欲望を持たない「草食系」は、男に限らず、女にも当てはまる。20歳の男女の調査で「恋人がいない」と回答した女性は70.3%(男性は83.8%)にも達した。もはやカップル消費は期待できない時代になっている。

 不況期はつねに女性が消費をリードしている。普段は倹約家の独身女性も欲しいものがあると積極的に買う傾向がある。「恋人が欲しい」と思わない女性が増える半面、ホテルに仲良し女性が集う「女子会」が花盛りだ。都会ではショッピングセンターで子どもを2時間半預かるサービスが受けている。母親は子どもを預けている間、一人で映画を見ているそうだ。

 ある調査で65%の妻が「何よりも一人でいる時間がほしい」と回答しており、そのことを裏付ける現象と言える。新時代のキーワードを読み解きながら、女心とマーケットをつかむことが、企業が不況を生き抜くカギとなるのではないか。
 
=2011/10/27 西日本新聞=

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