西日本政経懇話会

北九州 458回 「尖閣諸島に対策必要」東海大 山田教授講演

 西日本政経懇話会の11月例会が16日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、東海大海洋学部の山田吉彦教授が「海洋国家日本~海の安全を考える」と題して講演した。要旨は次の通り。

 日本は非常に広い国で東西、南北にそれぞれ3千㌔を超える。排他的経済水域(EEZ)の面積は世界4位。EEZは公海だが、国際ルールにのっとって特別に経済的権益を認められた海域で沿岸国は海底資源の開発や漁業管轄権が得られる。日本の海底には日本が使用する94年分のメタンガスが眠っており、来年から試掘が始まる。商業化にも成功するだろう。

 尖閣諸島問題については中国の学者も魚釣島は日本の領土と分かっているが、島の近くにある岩は日本が管理しているとは言い難いと主張しており、早急な対策が必要。魚釣島は無人島だが、欧州では無人島からはEEZを設定しない考え方が主流で、いつまでも無人島のままでいるのは危険だ。

 

=2011/11/17 西日本新聞=

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