西日本政経懇話会

筑豊 462回「内部被ばく避けて」 垣田達哉氏(消費者問題研究所代表)が講演

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 西日本政経懇話会1月例会が25日、飯塚市川津のグランドベルズ飯塚であり、消費者問題研究所の垣田達哉代表が「本当に大丈夫? 食の安全~放射能の影響から食肉、健康食品まで」と題して講演した。要旨は次の通り。

 福島第1原発の事故で放射能への不安は高まっている。被ばくには内部被ばくと外部被ばくがある。内部被ばくは飲食や呼吸、皮膚、傷口から放射性物質が体内に入り、内臓や筋肉に直接、放射線が当たる。

 外部被ばくの影響はだいたい解明されているが、内部被ばくの影響は現時点で分かっていないと思っていい。放射線量の基準をつくる行政は縦割りで、明確とはいえないのが現状。内部被ばくを避けるには食への関心を高め、可能な限り危険を回避するのが一番だ。

 復興も縦割り。各省庁が権限を持っているので復興庁が十分に機能するのは難しいだろう。ただ今後、多額の税金が復興に向けて投じられる。九州の事業者も東北へ仕事を取りに行くべきだ。不況が続く中、経営基盤を固めないといけない。

=2012/01/26 西日本新聞=


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