西日本政経懇話会

大牟田 460回 「被ばくの影響は不明確」 消費者問題研究所の垣田代表が講演

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 西日本政経懇話会大牟田支部の1月例会が26日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルであり、消費者問題研究所の垣田達哉代表が「本当に大丈夫? 食の安全~放射能の影響から食肉、健康食品まで」と題して講演した。要旨は次の通り。

 原発事故を受け、注目される「被ばく」には飲食や呼吸で放射性物質が体内に入る内部被ばくと、直接放射線を浴びる外部被ばくがある。外部被ばくは遠くに行けば少なくなるが、内部被ばくは全国どこでも起こり得る。体への影響も大きいが、その影響はまだ解明されていない。

 被ばくとは、発がん性物質を取っていることと同じで、20、30年後にがんになる可能性がある。国の放射線量の基準は曖昧。最近は「直ちに影響はない」「安全」という言葉を使わなくなった。福島県内でも汚染されていない地域はあるため、「食の安全マップ」を作るべきだろう。

 これから、東北地方は復興に向かう。復興予算は20兆円とも言われている。九州の経営者も東北で事業を行い、経営基盤を固めてほしい。

=2012/01/27 西日本新聞=

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