西日本政経懇話会

福岡 471回 「少欲知足の生活へ」明治大 北野大教授が講演

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 西日本政経懇話会の2月例会が3日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、明治大学理工学部の北野大教授が「地球環境を救う 新しいライフスタイルへ~東日本大震災後の生活環境を考える」と題して講演。足るを知るという「少欲知足」の価値観の大事さを訴えた。

 北野氏は、人類が自然エネルギーの恩恵を受けてきた歴史を紹介。ところが18世紀の産業革命を機に、石炭や石油といった限りあるエネルギーに頼るようになり「結果的に地球温暖化を招いた」と唱えた。

 エネルギー問題などを解決する方法として原子力発電が開発されたが、北野氏は「東日本大震災と原発事故を機に原子力の安全性が問われている」と指摘。これからは「物を所有することに幸せを感じる時代は終わり、心の豊かさを求める生き方を目指すべきだ」と持論を述べた。

=2012/02/04 西日本新聞=

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