西日本政経懇話会

筑豊 463回「正しい知識に基づい た行動を」 気象予報士・防災士 斎藤義雄氏が講演

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 西日本政経懇話会2月例会が8日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキであり、気象予報士、防災士の斎藤義雄氏が「気象災害と地震防災」と題して講演。要旨は次の通り。

 阪神大震災の犠牲者の死因は96%が胸部圧迫による窒息死だった。(震災発生時に)あおむけやうつぶせになったままだと、倒壊する家屋の下敷きとなり、重さが300㌔になれば、呼吸ができなくなる。防ぐには丸まったり、しゃがんだりするのがいい。また、津波に備えるため、周囲に高い建物がないかなど、常に確認することも大切だ。

 個人の防災グッズとしては携帯トイレが一番必要となる。飲食は24時間耐えられるが、トイレを我慢できる人はいない。避難所でプライバシーを守るためには、段ボールなど、ついたてになる物も用意しておくとよいだろう。

 緊急地震速報はかなりの精度で当たる。正しい知識に基づいて、判断して行動することが重要で、安全性を過信せず、明日大災害が来てもいいように備えておくことが大事だ。

=2012/02/09 西日本新聞=

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