西日本政経懇話会

大牟田 461回 「 万一の備えが命救う」 気象予報士・防災士の斎藤氏が講演

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 西日本政経懇話会大牟田支部の2月例会が9日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルであり、気象予報士・防災士の斎藤義雄氏が「気象災害と地震防災」と題して講演した。要旨は次の通り。

 阪神大震災では犠牲者の死因の9割以上が胸部や腹部の圧迫による窒息死だった。地震のときは物の下にもぐり、体を丸めるだけで命が助かる可能性が高まる。津波の対策はとにかく4階以上の建物に登ることだ。

 個人の防災グッズで役立つのが携帯型トイレ。飲食は時間我慢できても、トイレはそうは行かない。避難所でのプライバシーを守るのには段ボールが有効。いざという時に備えておくと安心だ。大地震発生後は火災が怖い。復旧直後の家電などから出火する「通電火災」を防ぐため、家を空けるときは必ず電気のブレーカーを落とすことを忘れないでほしい。

 温暖化で雷雨が増えている。雷は金属に落ちるのではなく、出っ張った物に落ちる。若者が身に着けるヘッドホンは危険。ゴルフ場で雷が鳴り出したら、木の下に隠れてはいけない。電気が伝わるからだ。木から4㍍は離れてほしい。

=2012/02/10 西日本新聞=

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