西日本政経懇話会

筑豊 465回「官僚の力大きくなった結果」 野田増税政権について講演_末延氏/政経懇話会4月例会

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西日本政経懇話会4月例会が5日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキであり、政治ジャーナリストの末延吉正氏が「野田増税政権と解散政局」と題して講演した。要旨は次の通り。


 東日本大震災以降、永田町や霞が関で官僚の力が大きくなっている。その象徴が野田政権。財務省に消費税を上げるよう刷り込まれている。ただ、増税だけをやるのは難しいので社会保障との一体改革を打ち出した。ところが、消費税は10%増では追いつかないことが明らかになっている。


 一方の自民党は9月までに民主党政権を解散に追い込まなければ谷垣総裁が退陣に追い込まれる。大連立によって、夏場までに消費税増税を実現すれば「話し合い解散」となる可能性が高い。この場合は民主も自民も選挙で敗れ、大阪維新の会とみんなの党が躍進する。


 公判中の小沢元代表の判決によっても状況は変わる。無罪なら党内の反増税派が勢いをつける。今後の選挙は保守革新のイデオロギーではなく、「重税の大きな政府」か「自己責任の小さな政府」かが判断基準となる。

=2012/04/05 西日本新聞=

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