西日本政経懇話会

筑豊 467回「生き残る企業の条件/「トレンド」見抜く目を」 帝国データバンク・江口氏が講演

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 西日本政経懇話会の6月定例会が15日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキであり、帝国データバンク福岡支店情報部長の江口一樹氏が「生き残る企業の条件」のテーマで講演した。要旨は次の通り。

 昨年度の国内の倒産件数は1万1435件に上る。45分に1社が消えた計算になる。倒産した企業の30%余りを創業30年以上の会社が占めている。この割合は、バブル期の4倍以上だ。
 老舗企業に未来がないというわけではない。だが、生き残る企業は絶えず変化を続けている。好調な時ほど、商品や販売戦略の見直しに取り組むべきだ。

 経営者に必要な「三つの目」がある。まずは、世界情勢などのマクロ経済を見る目、業界の現状などミクロ経済を見る目、さらに最も重要なのがトレンド(潮流)を見抜く目だ。この目を持っていない経営者が少なくない。潮流を読むために、社長が自ら現場を回ることと、歴史に学ぶことが求められる。そうすれば先人などの経験に基づき、仮説の構築力を高めることができる。

=2012/06/16 西日本新聞=

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