西日本政経懇話会

筑豊 468回「 「第三極」100人近くに/解散は9月か10月/共同通信社前政治部長

 

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 西日本政経懇話会7月例会が5日、飯塚市川津のグランドベルズ飯塚であり、共同通信社の前政治部長でニュースセンター整理部長の井原康宏氏が「民主党分裂と野田政権の行方」と題して講演した。要旨は次の通り。

 政治が大きな分岐点を迎えている。民主党は消費税増税法案の衆院採決で反対、棄権合わせて72人の造反者を出した。小泉内閣の郵政民営化法案の造反者51人を上回る異常事態だ。

 小沢一郎元代表の離党は党を追い出されたのが実情で、政治生命を懸けた最後の勝負になる。小沢氏が狙うのは大阪維新の会やみんなの党などの「第三極」と組み、一大勢力になること。

 小沢氏の基本戦略は反消費税増税、脱原発、反TPPと世論の支持は一定程度ある。選挙になれば20議席は取るとの見方だ。維新は50、みんなの党も30は取るといわれ、第三極は100人近くになり、半減する民主党と肩を並べることになる。

 解散時期は通常国会の会期末の9月か、臨時国会を開き重要法案を通した後の10月の、二つのシナリオの可能性が高い。年明け解散という説もあるが私は否定的だ。

=2012/07/06 西日本新聞=

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