西日本政経懇話会

大牟田 466回 解散総選挙「年内の可能性大」/共同通信前政治部長、井原氏講演

西日本政経懇話会大牟田支部の7月例会が6日、大牟田市旭町のホテルであった。共同通信社の前政治部長でニュースセンター整理部長の井原康宏氏(51)が「民主党分裂と野田政権の行方」と題して講演した。要旨は次の通り。

消費税増税法案の衆院採決で民主党が分裂し、政局が緊迫してきた。私は年内に解散総選挙が行われる可能性が大きいと思う。タイミングは9月8日の国会会期末10月に臨時国会を召集し、補正などを行った後来年1月の通常国会冒頭が考えられる。

自民党は、野田政権への協力は「消費税増税法案の参院可決まで」との立場。分裂で弱体化した政権に不信任案を突き付ければ、小沢新党や増税に反対、棄権した残党組が賛成に回る可能性もある。民主党の多くの議員は選挙を来年に先送りしたいようだが、の可能性は低いと思う。

ただ、世論調査を見る限り、次の総選挙はどの政党も議席が過半数(241)に届かないだろう。第1党は自民党で180ぐらい、民主党は半減し120程度、大阪維新の会とみんなの党は100近い「第三極」になるとみる。政治が失われた信頼を回復し、リーダーシップを発揮できるかが問われる選挙になる。

=2012/07/07 西日本新聞=

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